くきほうじ茶、というのはくき茶をベースに焙煎してほうじ茶にしたもの。 ではくき茶とは。 茶葉の葉以外の部分を選別して粉・芽・くき、に分けます。この葉以外の部分は「出物」と呼ばれますがそれぞれ味がありますし使いドコロがありますのでそれはそれでお茶として使います。粉茶・芽茶・くき茶、という風に。 くきの部分はまろやかで甘みがあるのが特徴です。 そのくき茶を焙煎したものが「くきほうじ茶」というわけです。 主に関西のほうでメジャーですね。 加賀の「加賀棒茶」も有名です。 当店のくきほうじ茶は三重県産の農薬や化学肥料を使わずに栽培されたくき茶を当店で自家焙煎して仕上げています。 少量ずつほうろくという陶器の焙煎器で店主が焙煎しています。(実はほうろくそのものから自作、という手のかかりよう(苦笑)) 30gの少量ですが大量生産できないのでちょっとずつ焙煎しております。 ほうじ茶の中ではかなりの高級品ですが、ベースのくき茶が本来そのまま飲んでとても美味しい上質な茶葉をわざわざ焙煎しているので、ほうじ茶としては異例の美味しさを実現しています。そして三煎目まで十分美味しく楽しめるのも特徴です。 ほうじ茶というと特有のエグみというか苦味があってそれは好みを分ける要因でもありますがこの自家焙煎くきほうじ茶にはそのエグみや苦味が全くありません。 とてもとてもすっきりしたほうじ茶なんです。 ほうじ茶大好きな方にも、ほうじ茶が好きではなかった方にも美味しい！と言っていただいています。 いかんせん焙煎がほうろくでちょっとずつなもので欠品してしまうこともたびたびですが、よろしかったらぜひとも一度お試しいただきたいかなり唯一無二なお茶です。 30g入　450yen

京都宇治産の茶葉を焙煎したほうじ茶です。 茶の産地ごとにほうじ茶はあるわけですが、宇治のほうじ茶はほうじ茶の中ではちょっと高級品。 ほうじ茶として焙煎された香ばしさはもちろん大事なところなのですが、お茶としての味わいも同時に感じられるのがこの宇治ほうじ茶の特徴です。 香ばしいだけじゃないぞ～って感じですね。 ほうじ茶大好き！という方は結構いらっしゃると思いますがそういう方にぜひ飲んでいただきたいと思います。 200g入　648yen